2012年3月5日月曜日

不幸の発見

FREEex代表の岡田斗司夫さんの言動は楽しい。


マンガ夜話で初めて知るようになったのだが、当時は正直太っていました。今はだいぶスリムになられて、「いつまでもデブと思うなよ」はベストセラーにもなっています。


特に強く意識するようになったのは、 FREEex の前身であるオタキングexを始めたころです。言動の面白さはもちろん、その目指すところが面白い。


「全世界の0.3%の人の苦しみを排除する」


幸せにするのではなく、苦しみの排除であることがキーポイントだそうです。(興味を持たれた方は、この動画群を見てください。)


でも、よく聞くと言動の内容には疑問符の付くところが多いです。論理としての飛躍や破たんは日常茶飯事。それでも彼の言動が魅力的なのは、苦しみよりも幸福の方にベクトルが向かっているからです。


人を幸せにする言葉は、
不幸にする正しい言葉よりも力がある。


学者や研究者は、時に人を不幸にする発見をしてしまいがちです。人間が愚かであることは人間の歴史を振り返るとわかり、キリスト教を信じる人にとって進化論も天動説もまさに外道であったと思います。ゲーム理論ももしかしたらその類になるかもしれません。


人を不幸にする発見を、「不幸の発見」と簡単にこのブログでは名付けたいと思います。


それでは不幸の発見をしたものは、それを黙っていればよいのでしょうか?果たしてそれは可能なのでしょうか?告白欲よりも、倫理を優先できるのでしょうか?核爆弾の理論を考えた人は、それを黙っておくことが出来たのでしょうか?
おそらく一般的な答えは、「ノー」です


人間は、それほど強くない。強い時もあるが、強くない時もある。


そして、僕もそうです。
僕も強い人間ではありません。新しい考えは、時にそれが不幸の発見であっても世に発信したい。


是非、僕の愚行を鼻で笑って欲しいと思います




PS:これは書き直しです。ですます調だったことを忘れてました。あと改行を直そうと思いましたが、うまく行きませんでした。

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