2012年3月5日月曜日

第一回今週のジャンプ 3月5日号

『しょ評っ書!』第一回目は、ジャンプの書評にします。
今週の週刊少年ジャンプ|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト shonenjump.comより 2012/3/5

過去Twitterでジャンプの書評を毎週やっていた時期がありましたが、だんだんと面白くなくなってしまい、批判ばかりが並んで止めてしまいました。

それでも毎週ジャンプは買ってきました。ひとまず毎週とはいかなくても、大きな変化が生まれた時に書いていきたいと思います。


それでは今週は『トリコ』、『BLEACH』、『ハンター×ハンター』について。。。

今週のジャンプはまさに、新世界に突入したと言ってよいのではないでしょうか。


『トリコ』はグルメ界という新しい世界にいつ突入するのかドキドキわくわくする展開でしたが、着実にトリコが成長しそろそろ人間界最強のレベル100の猛獣を倒して突入するでしょう。正直読みきりの頃は『タケシ』の印象が強く、猛獣が恐ろしかったのですが、今はどれも可愛くなりました。案外、読者の猛獣を採用するのが良かったのかもしれません。

そして、『BLEACH』です。新しい敵が現れました。まだ全くヒントのようなものがありませんが、おそらく虚を殺しても浄化出来ないクインシーと似たような特性を持つ敵であることが予想されます。そして、この新章でおそらく『BLEACH』は終了するのではないのでしょうか。愛染編で出てきた王鍵と0番隊に示唆された王族の存在が、いよいよ明らかになると思います。

最後に今週一番驚いたのは『ハンター×ハンター』です。「えっ!?そんな新設定いきなり作るの?」という急展開に誰しもが驚いたと思います。反対に、強さのインフレがひと段落したことにホッとした人もいると思います。

当初、キメラアントの出現があまりに突然であったことと、女王蟻に人間の血が入っているかもしれないという状況から、秘密結社的なものの生物兵器としてキメラアントがいて、それを実はジンが追っていて再会という筋書きを考えていました。

しかしながら、「ジンに会う」という当初の目的があっさり達成されてしまったため、新たな目標を作る必要はあったと思います。それでも流星街と旅団みたいな面白い設定を捨てるのは、非常に残念です。

富樫先生は過去に同じような手法を使ったことを、ちょっと昔から漫画を読んでる人は覚えていると思います。まさに『幽☆遊☆白書』の魔界編は、今回とほとんど同じ展開です。「友人や師と別れて、父の導きによって新しい世界へと旅立つ」という構図の踏襲です。

正直、僕の周りでは『幽☆遊☆白書』魔界編の評価は賛否が分かれます。それでも『幽☆遊☆白書』のような暗い雰囲気がない新章突入に、もっと子供向けの明るい展開を希望します。


このように今のジャンプの看板作品ともいえる作品群が、『ワンピース』も含めていっせいに新章に突入し始めたのは、やはり編集部のテコ入れがあったのではないかと勘繰らずにはいられません。何か編集部に危機感があったのではないでしょうか?

同じ時期に新章に突入するための調整に、あのよく分からない『BLEACH』の展開もあったんだと説明することが出来ます。


最後に、、、
今週のジャンプは読み続けている人にとっては非常に面白い号でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿