2013年9月30日月曜日

「デブ思考」の定義に考えよう Part1

こんにちは、こんばんは、KoR89こと畠山薫です。
今日から冬学期がはじまりました。ぶっちゃけ、ビビりまくりですねw

〜〜デブ思考とは〜〜

全エントリーで、岡田斗司夫さんの『いつまでもデブと思うなよ』の定義的な分析を行おうと思った時に、「デブ思考」の定義をきちんと行っていなかったことに気づきました。焦っちゃいました(・ω<)。

それでは「デブ思考」について、簡単に定義したいのですが、、、
その前になんで「デブ思考」なんていうネガティブな思考方法についての発想を持ったという点に話したいと思います。

「デブ思考」とは、ある意味自己嫌悪の思考方法です。
つまり、僕は太って、、、いました。今は徐々に痩せています。それは、「デブ思考」を脱したから痩せたというよりも、大学院に入り勉強が忙しかったからです。今でも、僕は「デブ思考」です。

次に、なんで「太りやすい考え方」とか「太る人はこう考える」みたいな、ちょっとオブラートに包んだ表現にしなかったのかというと、それは「デブ思考」は絶対に失敗する考え方だと思うからです。

正直言うと、「デブ思考」とは誰しもが陥りやすい思考方法であると言えます。
この思考方法の従っている人は、太る=失敗する。それについて説明したいな〜という、ちょっと大きな野望を持っています。

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「デブ思考」を僕が強く感じたのは壮絶なダイエット・ドキュメンタリーが休日の午後に紹介されたのを視聴した時でした。何気なく、というより太ってるんで気になっちゃうんですね。

見ていると、100kgオーバーの男性が60kgになったり、80kgオーバーの女性が50kgになったりと輝かしいダイエットの記録がそこには紹介されていました。しかし僕は同時にこう思ったのです。

「だから、お前は太るんだよ」

ダイエットを行っている思想そのものに大きな嫌悪感を持ったのです。簡単に言うと、「そんなダイエットは出来るわけねぇ」と思ったのです。そして同時に、リバウンドが予想されるダイエットなのです。

テレビで紹介されている彼らは現在でも痩せていますが、体型を維持させるという思考はダイエットとはおそらく異なる方法論なのです。普通はその後、太ってしまう。そして、実は太っている人はそれくらいのダイエットを一度は行ったことがあるのだと思うのです。

彼らは太る時と同じ思考で、痩せた。そして、思考方法の変化がなければ必ず太る。その思考方法とは何か?それを解き明かしたいと思ったのです。

『いつまでもデブと思うなよ』とデブ思考 Part1

こんにちは、こんばんは、KoR89こと畠山薫です。
今日から大学院の後期が始まるので若干ビビってますw

~~『デブ思考』を本にしようとしたきっかけ~~

ボクが「デブ思考」を本にしようと思ったきっかけ、というより本にできると思ったのは、岡田斗司夫氏の『いつまでもデブと思うなよ』を読んだからでした。本書は、岡田斗司夫氏のダイエット経験を「誰にでもできる形」で説明したものですが、いわゆるダイエット本とは一線を画すものでした。


『いつまでもデブと思うなよ』の秀逸な点を、私の定義する「デブ思考」と照らし合わせて考えてみると次のようになります。
  • 目的
    • 目的の程度が大きい。
    • 特定の目標とその他の目標との相対化が行われない。
  • 手段
    • より短期的な手段を採用する傾向にある。
    • 「・・・のみ」「・・・だけ」というタイプの手段を採用する傾向にある。
    • 目標に対して有効だと思われる手段を列挙しがち。
  • 根性
    • 明らかに達成不可能だと思われる目標と手段を達成できると考える。
    • そして、それを実際に達成できる根性がある。
本書で紹介されている「レコーディング・ダイエット」は線で消された項目について完全に否定しています。特に、根性を完全に否定しています。

「 準備はできただろうか?好きなことを我慢する精神力や意志力は必要ない。
 ダイエット商品を買いそろえ、毎週のように追加する経済力も必要ない。
 仕事で疲れきった身体をジムに運び、毎日トレーニングしなければ、というような時間も作らなくていい。
 必要なのは、メモとペンだけ。それだけでスタートできる。 」


本書は根性を必要としない「レコーディング・ダイエット」を永遠と説いているわけですが、それでも本書を読むだけでダイエットを成功できるかというと、いくつか不安が残ります。

問題点は目的にあります。目的の程度が大きいばかりか、特定の目標とその他の目標との相対化が行われていない点です。前者は、120kgの人が60kgになるまでを説明しており、程度は小さくないと思います。後者については、「見た目主義社会」という言葉が、「ダイエット」そのものの価値を絶対的に価値観としている点です。

とここまで書いて、目的、手段、根性の7項目についてもっと正確に定義しないとこの手の議論は展開できないことがわかったので、次回からしばらく定義についえ行いたいと思います。